Eurythm Sync(ユリズム Sync)は、言語学習時の発音練習に役立つこと、特にモデル音源の復唱練習時において、自分の発音とモデル音源を聴き比べていけるようにすることを目標にして開発されたツールです。
以下のようなかたちで使用することを想定しています。
このアプリはウェブアプリであるためインストールは不要です。このため、ブラウザーからhttps://mmurak.github.io/eurythmSync/にアクセスするだけで起動します。
使用時にはプログラムを取得するためにインターネットにアクセスしますが、プログラム自体はすべて手元のPC上で動作し、音源を他のサーバーに送信するようなことはしていません。
このボタンを押すと、モデル音源の読み込みダイアログボックスがオープンします。
このリンクをクリックすると、今見ているこのドキュメントページが開きます。
[Zoom In]ボタンを押すと波形のズームイン、[Zoom Out]ボタンを押すと波形のズームアウトが可能です。
キーボードショートカット:
ファイルから読み込んだモデル音源を再生/停止するためのボタンです。一度押すと再生が開始され、もう一度押すと再生が停止します。
キーボードショートカット:
スライドバーを調整することでモデル音源の再生速度を20%〜200%まで変えることができます。また、再生速度を変えた状態から右横の[1x Speed]ボタンを押すと、1クリックで通常速度での再生に戻ります。さらにもう一度このボタン(ラベルは[0.2x Speed]などに変わっています)を押すと直前の再生速度に戻ります。
キーボードショートカット:
スライドバーを調整することでモデル音源の再生ピッチを-12.00(1オクターブ下)〜12.00(1オクターブ上)まで変えることができます(ただしフォルマントは維持されないため、身代金要求ボイスやアヒルボイスになります)。また、再生ピッチを変えた状態から右横の[Pitch 0]ボタンを押すと、1クリックで通常ピッチでの再生に戻ります。さらにもう一度このボタン(ラベルは[Pitch -6.94]などに変わっています)を押すと直前の再生ピッチに戻ります。
キーボードショートカット:
[◀(REW)]ボタンを押すと既定秒数(右横に表示されています)の巻き戻し、[▶(FF)]ボタンで既定秒数(左横に表示されています)の早送りができます。なお、既定秒数が表示されているボックスをクリックすると秒数を0.5秒〜5秒まで0.5秒刻みで変更できます。
キーボードショートカット:
このボタンを押すと、押し続けている間だけ録音機能が働きます。
このボタンを使うことで、モデル音声を切り出し始める時間を調整することができます。[◀]で切り出し開始時間が早まり、[▶]で切り出し開始時間が遅くなります。
切り出したモデル音声を再生/停止するためのボタンです。一度押すと再生が開始され、もう一度押すと再生が停止します。
このボタンを使うことで、モデル音声を切り出し終了時間を調整することができます。[◀]で切り出し終了時間が早まり、[▶]で切り出し終了時間が遅くなります。
録音された音声を再生/停止するためのボタンです。一度押すと再生が開始され、もう一度押すと再生が停止します。
録音された音声をファイルに保存するためのボタンです。webm形式で保存されます。
ノートPCを使用しているなどで、ディスプレイ内にすべての情報が表示しきれないという場合、ブラウザーの[表示]-[縮小](FireFoxであれば[表示]-[ズームアウト])を選択し、調整してください(ブラウザーのショートカットは抑止しているので、マウスクリックを使うことになります)。
開発にはmacOS上のChromeとFirefoxを使用していますが、多くのブラウザーで動作するはずです。
本アプリの開発にあたり、らいひよ®代表サラ様(https://linktr.ee/salah_backpack)より多くの助言をいただきました。また、このアプリの名付け親にもなっていただいております。この場を借りて感謝します。
なお、このアプリは音源再生エンジンとしてwavesurfer.jsライブラリーとTone.jsを利用しています。なかなか使い甲斐のあるライブラリーを開発してくださった諸氏にも感謝します。