TuneEditorは内部に「音節核になり得る文字」(以下、音節核候補文字と呼称します)を定義しており、入力された文字とその前後の文字が以下の条件を満足する場合にドットを挿入するようになっています。
※ なお、行頭の直前と行末の直後には架空の非音節核候補文字があると解釈して動作します。
音節核候補文字とは、音節核になり得る以下の文字集合を指します。
ラテンアルファベット | a e i o u y |
---|---|
国際音声記号 | ɨ ʉ ɯ ɪ ᵻ ᵿ ʊ ø ɘ ɵ ɤ ə ɛ œ ɜ ɞ ʌ ɔ æ ɐ ɶ ɑ ɒ ɚ |
その他 | Unicodeの\u200b |
※ Unicodeの\u200bは、横幅ゼロの空白文字として定義されています。この文字を音節核候補文字として定義しておくことで、若干の制限を残しながらも音節核候補文字のない部分(例えば「B.B.C.」)でもドットを追加できるようになります。詳細は次のセクションを参照してください。
以下の手順により、音節核候補文字のない部分にドットを追加することができます。
仕掛けの話: aaコマンドによって該当位置にUnicodeの\u200b(幅がゼロの空白ですが、音節核候補文字として扱うようにしています)を挿入し、強制的にドットを作り出しています。その結果、副作用(?)としてカーソルを右から左、あるいは左から右に移動させると1文字分の「足踏み」が発生することになります。これは仕様です(大目に見てください🙇)。